全国模試で択一がうまくいかなかったという声が、結構多く寄せられています。
ただ、必要以上に悲観することはありません。問題が難しければ全体の平均点も下がるはずで、下がったのは自分だけではないからです。冷静になりましょう(ただ、私の60分のWEB解説講義は自信作なので聞いてくれると嬉しいです)。
受験時代に私が受けた或る模試(T××のもの)で、350点満点中200点前後の成績で悲嘆にくれていたところ、成績表を見たら偏差値60以上あったということもありました。極端な例ですが・・・
とはいえ、課題を発見して最後まで克服に努めるというのは、絶対に正しい方法です。
以下は、ある受験生の方からのご質問に対する回答に加筆したものですが、参考にしてみてください。
なお、「まだまだ択一過去問がやり切れていない」「最後に大事な過去問だけ集中的につぶしたい」という方は、私の下記講座で9時間の「荒行」に耐えてください。「類似問題が出る可能性が高い」重要問題を集手夕的につぶせるはずです。この9時間を終えてから数日は疲れが取れませんでした。それくらい全力投球しました(しかも無駄な時間オーバーはせずにまとめています)
http://www.tatsumi.co.jp/viewer/viewer.php?b_id=722&p_id=40
★勉強法に関する一つのアドバイス
1 憲法について
「統治対策」
これは単純に暗記なので、今からでも伸びる分野です。
たとえば、
@条文判例本の自分がマークしていないところを読む。
Aスタ短や全国模試で間違えた統治の問題を自分の勉強の第1順位に復習する。
というやり方は合理的なものだと考えます。
「判例問題」
判例問題の@バツ肢の研究A基準部分、留保部分に着目というやり方はおそらくは王道です。
しかし、これを残り時間でやろうとすると、やるべき深さと広さに迷いが生じて、むしろ不安を増大させるだけだと思います。
そこで、でた判例のでた部分の復習に絞るべきでしょうね。
過去問や模試で出た部分だけ集中的に「読み込む」意識で!
決して手を広げすぎないことです。
なお、百選引用判旨(だけ)を短期間で集中的に読み込むという方法も有用です。この方法で、私は旧司法試験の憲法で満点を取ったことがあります(20問中20問正解)
2 「択一の勉強計画について」
※ランク付けです。
◎必ずやるべき ○時間が許せばやるべき △この時期にやらなくてよい ×有害
@全科目、(今まで書き込んできたノートなどの)まとめを見直しして、常にフレッシュな記憶を維持できるようにする→◎
Aパーフェクトをこれから1回〜2回(2回目は)、正答率60%の問題を回す→△(これをやるなら、前述の9時間講座が良いでしょう)
B年度別で問題を解いて、間違った肢を復習する→△。
C辰巳で間違った問題を、まだ解いた直後に1回しか復習していないので、復習する。→〇(判例問題や条文問題、あるいは苦手分野に絞ってやるという条件付き)
D毎日まとめの見直しの時間を含めて4時間とる→〇不安ならばそれくらいとっても良いと思います。ただ、論文論点の見直しの時間を食いすぎないように注意。
E問題解く時間を減らして、見直し中心→◎択一は、この時期は「解く」という作業よりは「見直し」なんでしょうね。解くのは論文なのでしょう。
さて、こんな感じです。
今が一番苦しいときです。
頑張ってください。応援しています。
2015年04月09日
択一に不安がある方へ
posted by 弁護士 金沢幸彦 at 11:20| Comment(1)
| 日記
2015年04月08日
速まくり300分
択一民法の重要箇所を、300分で講義しました。
http://www.tatsumi.co.jp/viewer/viewer.php?b_id=726&p_id=18
約220ページという大部のレジュメのうちの重要箇所をメリハリをつけて講義しておりますが、講義内で触れられなかった部分も読み込めばなお万全でしょう。
短期間で点数アップを図る人や、一発逆転を狙う人には特におすすめです。
http://www.tatsumi.co.jp/viewer/viewer.php?b_id=726&p_id=18
約220ページという大部のレジュメのうちの重要箇所をメリハリをつけて講義しておりますが、講義内で触れられなかった部分も読み込めばなお万全でしょう。
短期間で点数アップを図る人や、一発逆転を狙う人には特におすすめです。
posted by 弁護士 金沢幸彦 at 11:00| Comment(0)
| 日記
2014年12月23日
要件事実の基礎講義を行っています。
今日23日、明日24日と連続して、司法書士向けの要件事実の講義を、辰巳東京本校でやります。講義が終わるのが21:40。クリスマスって、なんでしょう?(笑)。
というより、ライブ講義に受講生が来るかが疑問ですね(^^;)。
ちなみに、この講義、司法書士簡裁代理権認定考査対策という設定ではありますが、
http://www.tatsumi.co.jp/shihou_shosi/pdf/kannin_speedy.pdf
内容に色があるわけではありませんから、予備試験や司法試験の対策、それにローの民事実務科目の補習にも使っていただけるかと思います。
というより、ライブ講義に受講生が来るかが疑問ですね(^^;)。
ちなみに、この講義、司法書士簡裁代理権認定考査対策という設定ではありますが、
http://www.tatsumi.co.jp/shihou_shosi/pdf/kannin_speedy.pdf
内容に色があるわけではありませんから、予備試験や司法試験の対策、それにローの民事実務科目の補習にも使っていただけるかと思います。
posted by 弁護士 金沢幸彦 at 12:16| Comment(3)
| 日記