2013年05月28日

再現答案を作ろう!

★司法試験を終えた皆様

本試験の疲れはまだまだ取れないと思います。
ただ、記憶が鮮明なうちに「再現答案」は作っておきましょうね。
この作業は、ものすごい痛みを伴う作業です。
なにしろ再現をしていると、次から次へと自分の失敗が明らかになっていくのですから、
これほどしんどい作業もありません。

しかし、あの極限状態で書いた答案こそが、皆様の真の実力を示す最良証拠なのです。
これと本試験順位と出題趣旨採点実感を組み合わせることによって、
立体的に自分の立ち位置がわかります。
したがって、再現答案は、来年以降の試験を受験する可能性がある方にとっては、
次年度に必ず合格するための、またとない資料になるのです。

また、再現をしながら、その場で浮き彫りになってくる課題が必ずあるはずです。
そんな課題を、夏の間につぶしておくことは実に効果的です。
(秋以降にじっくりと弱点をつぶすような時間はありませんよ)。

受かっていても、再現答案は決して無駄にはなりません。
次年度以降に受験する人に求められた場合にプレゼントすれば、ありがたがられます。
また、そうでなくても合格を決めた試験の、人生の記念品となるではないですか。
posted by 弁護士 金沢幸彦 at 23:46| Comment(0) | 日記

2013年05月18日

択一式に向けて(司法試験&予備試験)

★ 司法試験受験生の皆様
論文お疲れ様でした。
当然、出来について気になるでしょう。
でも、論文の実際の点数なんてふたを開けてみるまで本当にわからないものなのです。
できていると思った科目の点数が案外低かったり、その一方で、致命傷と思って自己嫌悪になった傷が実際は浅くて、むしろ点数的に取れていたり・・・そんな話はいくらでもあります。
仮に傷があったとしても他の科目で希釈されますしね。
そもそも司法試験は、傷がいくつかあるくらいで落ちる試験ではありません。
司法試験を買い被ってはいけません。そんなにハードルは高くないんです。
(僕だって、論点落としや不自然な事実認定がいくつもあって自己嫌悪になりました。それでも最終的には論文順位は50番台でしたからね。)
ただ、確かなことがあります。「諦めたらそれまでだ」ということです。
合否は明日決まるのです。
自分のその手で、合格を決めてきてください。


★予備試験受験生の皆様
いよいよ本番ですね。ここまでこれたのも、ご自身の努力と周りの支えがあったからですね。
あとは覚悟を決めて精一杯やるだけです。一般教養で動揺しないでください。あんなものは水ものですから。法律科目でとればいいのです。その法律科目にしても、全部取らなければいけないわけではありません。平均的な受験生が取れる問題での取りこぼしが少なければ、必ず成績的には上位に来ますから・・・。焦る必要なんてありません。

★共通のアドバイス
1…時間配分に注意。本番は『大事にいこう』とするあまり、時間が余計にかかる傾向にあります。一問約2分を厳守してください。
2…2分やってみて正解する見込みが立たないときは、勇気をもって捨てて次にいくこと。取れる問題だけ取っていけば必ず合格点はクリアします。
3…迷ったら第一感を優先する。知らない知識が出ても、うろたえない。すっと引いて鳥瞰して、常識から考えて解答すればいいです。
4…択一に番狂わせはありません。どんなに難しく感じても、結局は、ふだんの模試のとおりに点が取れているものです。

・・・自信を失わず、戦い抜いてください。
posted by 弁護士 金沢幸彦 at 17:43| Comment(0) | 日記

2013年05月17日

中日のコメント&受け控えた方へ

★中日のコメント

今年受験している私のかわいいゼミ生・受講生の方々、中日明けの明日からまた戦場ですね。
明日からの戦いに影響を与えたくないので、問題の内容についてのコメントは差し控えます(当然入手済みですが)。
ただし、言いたいのはこの試験は「敵を倒す試験」ではないこと。
この相手は強大すぎます。こんな難問を解けるような受験生はほとんどいないでしょう。
司法試験委員が想定している「合格にふさわしい受験生」とリアル合格者の間には、大きな差があります。
そのあたりを見失わないでください。
現実の合格レベルを見極め、ひたすら当落線上から脱落しないように戦い抜けばいいのです。
つまり・・・・敵を倒すのではなく、倒さないまでも生き残れば、みなさんの勝ちなのです。

★受け控えた方

今回の悔しさを忘れない・・・・といっても、
なんら形のあることをなしえないまま、9月になってしまうという危険性は認識していますか?
「悔しい。この時間は無駄にしない」そういいながら、口だけで終わる人が残念ながらあまりにも多いです。
こんなきついことを言ってしまうのも、そういう方をあまりに数多く見すぎているからかもしれません。
そうならないための第一歩は、今年の問題を速やかに入手して、時間を計って解くことです。
そうして現時点での弱点をあぶりだして、その弱点を補強するために夏に集中的に勉強するのです。
来年へのスタートを少しでも早く切ってください。応援しています。

posted by 弁護士 金沢幸彦 at 17:02| Comment(1) | 日記